スタジオカラーの長編アニメ「龍の歯医者」前編・天狗虫編が、Amazonプライムで見られるようになってました!
▼龍の歯医者(Amazonプライムビデオ)
▼Amazonプライムは初回30日間だけ無料でお試しもできます
また、NHKBSで2017年3月20日(月)の再放送も決定しています。
龍の歯医者 再放送予定(BS プレミアム)
前編 3/20(月)16:15~17:01
後編 3/20(月)17:01~17:47
2話連続放送です。うちのテレビ環境(東芝レグザ)だと前編が尻切れ録画になっちゃうやつです。録画設定にお気を付けください。
龍の歯医者のみどころ
豪華制作陣・キャスト
監督 鶴巻和哉
原作・脚本:舞城王太郎
制作統括・音響監督:庵野秀明
制作:スタジオカラー
という豪華制作陣に加え、
主演:清水富美加, 岡本信彦, 山寺宏一, 林原めぐみ
助演俳優:松尾スズキ, 櫻井孝宏 etc
のそうそうたるキャスト。
とくにふみカスさんこと清水富美加さんは声優初挑戦ながら、まっっったく違和感がないどころか、可愛らしくて聞き惚れてしまうほどの好演ぶりでした。
音楽
- 主題歌「ぼくらが旅に出る理由」RINKU(Mistera Feo)
- 挿入歌「かくれんぼ」DAOKO
主題歌は前編の最初と、後編の最後に流れました。
挿入歌は前編の途中だけだったかと思います。
どちらも未来的なピコピコサウンドとアコースティックの音色が調和していて、歌声フェチ的にもたまらない楽曲でした。
スポンサーリンク
前編・天狗虫編 ふわっと感想
主人公の野ノ子は、人知を超えた力で国を守護する“龍”を虫歯菌から守る、新米の“龍の歯医者”だ。ある日、野ノ子は龍の歯の上で、敵国の少年・ベルを救い出す。戦乱のなかで命を落としたベルだったが、“黄泉帰り(よみがえり)”という現象で生き返ったのだった。自らの置かれた状況に戸惑うベル。思いがけず、ベルが“後輩”となったことで、意気込む野ノ子。しかし、“黄泉帰り”とは、大きな異変の前兆だった…。
(引用元:NHKアニメワールド 龍の歯医者)
物語のはじまり、戦争をする人間たちと、その上空をおおう巨大な龍。
主人公・野ノ子をはじめ、龍の歯医者たちが生き生きと動くので見ていて本当に楽しい気分になります。
たえず空を飛んでいる龍の上で生活している、という設定ながら生活様式や服装が古風なので、幻想的ながらもどこか懐かしいような気持ちをおぼえます。
前編ということで謎も多いです。とくに龍(の歯)が生死を司る存在として描かれているところがいろいろ考えさせられて面白かったです。
後編・殺戮虫編 ネタバレなし感想
後編はとにかく激しいです。
前編で楽しさを感じたような「暮らしぶり」の部分はほとんどありません。
戦争、この一言に尽きます。
歴史としての戦争、世界のどこかで現在も起きている戦争、頭ではわかっているつもりですが、映像で見るとアニメであってもつらい気持ちになります。
心身が弱っているときに見るのはあまりおすすめしません。
個人的には、こういう映像をフィクションであっても受け入れがたくなったのは東日本大震災の経験が大きいのかもしれないと思います。
ともかく、アニメとしては面白い部分も多くありました。馬でかけるスピード感があったり、飛行機の端につかまって「ダイ・ハード」みたいになったり、生命の深淵に触れたり。とくに、命の根源とも言うべき部分の映像化はすごいものがありました。
おわりに
かんたんな感想を書いてみましたが、後編はまだ自分のなかで消化しきれていないので、気合を入れて見返してみたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
▼以前書いた前編のネタバレあり感想はこちらです