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アニメ「ケムリクサ」を見ました。
以下、ネタバレを含む感想です。
ケムリクサと私
アニメ「ケムリクサ」は、2019年1月から3月にかけて放送された作品です。
原作・脚本・監督は「けものフレンズ」で有名なたつき監督。アニメーション制作はヤオヨロズ。
「けものフレンズ」は当時リアルタイムで見たのですが、その後アニメをあまり見ない時期に突入したため「ケムリクサ」は名前しか知りませんでした。
最近になってアニメ見まくりたい気分になったため、行きついたのが「ケムリクサ」です。いや~、面白かった。全12話、夢中で一気に見ました。
見ている間ずっと思ってたこと
11話以降、大きく盛り上がりを見せるストーリー。目を離せぬ展開を追いかけながらずっと脳裏をかけめぐっていたのは、
ネットの考察が読みたい
というものでした。
これまでに提示されてきた謎や伏線、それにまつわる考察がネットにはわんさかあるに違いない。めっさ読みたい! けど読んだら最後まで書かれているに違いない! 最終話を見届けるまでその記憶の葉に触れてはいけない!
と、ものすごい葛藤。
これ、リアルタイムであーだーこーだ考察しながら見たらぜったい楽しいアニメだった…。先のネタバレを回避しながら後からリアルタイム風に考察を読むのも大変だし…。
本当に、リアルタイムで見なかったことを悔やみました。
そして最終話まで見終わったあとにネットの盛り上がり跡地を見ましたが、みなさんめっさ楽しそうで、大団円って感じでしたね。
教訓:常にアンテナ立てておくのは大事!
ネタバレ感想
ここからは本編の最終話までの感想です。ネタバレあります。
いやぁ、りんたち姉妹が旅しているのがまさか船のなかだったとは。
11話で記憶の葉がひらき、せかいについての成り立ちを見るまで全く想像つきませんでした。
道中、地震みたいなのがありましたよね。見覚えのある日本風の建物が廃墟になっていて、人間たちはひとりもいない…。そしたら「大きな地震が起きて人類は滅亡したんや」って思っちゃうじゃないですか。でもまさか、その廃墟みたいなやつは宇宙船のなかで地球からトレース(プリント)したやつで、これまでの旅路はぜんぶ『フネノナカ』だったとはね…。完全にやられました。その設定だけで目から鱗がたくさん落ちたので100点満点差し上げたい。
ただ、りんたち姉妹の成り立ちについては悲しくなってしまいました。『さいしょのひと』であるりりが転写した葉っぱたち? なのかな。姉妹それぞれが六感に特化していたからまぁ分裂なんだろうなとは予想していたのですが、姉妹たちは生まれたときからあの姿だった、と思うと切なくて。子供時代がないどころか、目覚めたとき(転写されたとき)からの記憶しか持っていないのか…と。でも、人格があるから救われる部分は大きい。それに生きのびたから、これからいくらでも好きなことできるし。水も船の外(地球?)にたくさんあるみたいだし。
そして気になるのはその後、ですよねー。
趣味のアニメ12.1話です #ケムリクサ pic.twitter.com/8Qo3DJLFQP
— たつき/irodori@へんたつ (@irodori7) April 3, 2019
12話の戦いで散ったと思われた上の姉妹たちが!
一体どこなんでしょうか。極楽浄土なん?
しかもワカバ(白衣ver.)も出てきてるし。なにこれめっさ気になる。
世界に転写される前のデータ、とかなんでしょうかね。元データが残るということはいくらでも転写しほうだいなのでは…?
12.1話、予想を絶するたくさんの反応をいただき狼狽…
— たつき/irodori@へんたつ (@irodori7) April 5, 2019
12.2話は多分ありませんが、機会あればいつかまた。忘れた頃にこっそりと… #ケムリクサ pic.twitter.com/rIvmg4uvUM
いつかまた続きが見たいですね。こっそり作ってくださる日を心待ちにしています。