2017年1月期ドラマ「カルテット」の最終話が昨晩放送されました。
最終的に、大人の恋もサスペンス要素も「グレー」のままドーナツホールの四人が仲良しこよしで終わる、というものでした。
そうやって「日常」を大切にする描写こそが坂元裕二脚本の長所なのでしょう。
それにしても大人四人が友情を築き、深め合い、許し合うということはなかなか現実にできることではありません。子ども時代や学生時代を過ぎると、「友達をつくる」ということのハードルがぐんと高くなります。
そこで、ドラマを通して明示された「大人が友情を築くために有効なステップ」について考えてみたいと思います。
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