1月10日にきゃりーぱみゅぱみゅ「原宿いやほい」のMVが公開されました。
これまでのKPPのサウンドとはどこか印象がちがう、原宿いやほい。MVの見どころや、変化のポイントに注目してみたいと思います。
原宿いやほいの見どころ
衣装
ロシアン帽のかたちをした帽子と、厚底の靴。シルエットとしてはロシアン人形のような可愛らしさがあります。また、分裂して踊る二人のKPPは「原宿ガール」をイメージした衣装で頭には大きなリボンを付けています。
ダンス
コサックダンスをテーマに作られた参加型のダンスのようです。みんなで踊ると楽しいようになっているそうで、輪になって踊る部分は確かに運動会での「マイムマイム」を彷彿とさせます。
世界観
人間以外には、ファッションの街「原宿」をイメージした服や帽子、靴や鏡のポップながらも狂気に満ちたキャラクターが登場します。
「原宿」の文字が光る提灯、そして「いやほい」という謎の掛け声から醸し出されるお祭り感。そういった日本のお祭り感もありながら、エレクトリカルパレードのようなゴージャスな雰囲気も漂う魅力的な世界です。
変化のポイント
夜
まず印象的だったのが、MVの映像が「夜」であることです。
これまでは明るい室内および野外(「CANDY CANDY」で走るスロー映像)だったものが、原宿いやほいでは終始、夜。
歩行者用信号やイルミネーションなど、夜ならではのネオンが瞬いています。
三人のきゃりーぱみゅぱみゅ
これまでもバックダンサーを従えることが多かったKPP。
原宿いやほいでは二人の女性ダンサーといっしょに踊っています。
二人はそれぞれIYA&HOIという名前設定らしいのですが、きゃりー本人なのでしょうか。顔も身長もそっくりに見えます。
KPPのインスタを見てみると、HOIさんはいつものKPPとは違ったメイクにも見えます。きゃりーが分裂して三人組になったような感じで楽しいですね。
切なげなメロディー
ダンスミュージュックのノリはいままでと変わりませんが、メロディーラインが切なげです。
サウンドの風味でいうとKPPというよりは少しPerfumeにちかいような、大人っぽい印象を受けます。
キーワード「あの交差点」
原宿いやほいの歌詞のなかにある一節。
あの交差点からはじまった
「あの交差点」といえば思い浮かぶのは、「PONPONPON」の冒頭ですね。
「PONPONPON」が世界的にも爆発的にヒットして、KPPが『原宿Kawaii』の代名詞的な存在となったのは記憶にも新しいです。
いや、新しいといっても「PONPONPON」がリリースされた2011年7月からはもう5年以上経っているわけで…えっもうそんなになるの…(絶句)。
おわりに
あらためて数えてみると時間の経過にいささか驚いたわけですが、きゃりーちゃん、いつみても可愛くて幻想的で大好きです。
個人的には、いつまでもテレビに出ててほしいなーと思うアーティスト。
いやほいダンス、ちょっと難しそうですがみんなで踊ったら絶対たのしいやつなので、「恋ダンス」のときのようにまた踊ってみた動画が賑わいそうですね。
▼ワンツーいやほい!
▼原宿でいやほい!
テレビで歌うときはこうなるみたいです。かわいい。
お読みいただきありがとうございました。