こんにちは!
先日、Nintendo Switchと一緒に衝動買いした「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。
プレイし始めてからまだ数日ですが、ものすごく面白いです。「超」を何回つけても足りないくらい。
今回はそのゼルダBotWの魅力や小ネタについて語っていきます。ストーリーに関するネタバレは無しでお送りしますが、まったくの手探りでプレイしたい!という方は見ないほうが良いかもしれないのでご注意ください。
オープンワールドの楽しさ
今回のゼルダBotWは「オープンワールド」が最大の魅力となっています。
オープンワールド (Open World) とは、英語におけるコンピュータゲーム用語で、舞台となる広大な世界を自由に動き回って探索・攻略できるように設計されたレベルデザインを指す言葉である。
ただ歩き回って素材を拾うだけでも楽しくて仕方がなくて、広大すぎて迷ってしまうほど。
ゲームのマップというと、大体レベル制限などによって道がふさがれていたり、越えられない壁が立ちはだかっていたりしますよね。でも岩山はよじ登ることができます。登っているあいだに緑色の「がんばりゲージ」が減っていく仕組みで、これが全部なくなると手をはなして落ちてしまう。水中であれば溺れてしまう。しかし、がんばりゲージはいつでも開くことができるポーチにがんばり回復の薬か料理を入れておけば、それを食べて高い山でも登りきることが可能になります。
▼ゲームの開発秘話が書いてあるこちらの記事がとても興味深かったです。
これによると、従来のゼルダシリーズにも存在した4つのハードルを変えたいと考えて開発されたそうです。
- Impassable Walls:制作者側の都合による乗り越えられない壁
- Predetermined sequence of events:(プレイヤーが)決まった手順を踏まないと先に進めないイベント
- Predetermined Experience:決まった手順を経ないと不適切になるヒントや難度
- Answer of the Internet:ネットで調べればすぐに答えが分かる謎
これらのものを変えていった結果、プレイしていて思わず「本当に面白いな……」と何度もつぶやいてしまうような素晴らしいゲームが完成したのですね。
とくに「ネットで調べればすぐに答えがわかる謎」については、ひとつの問題にたいする解決方法がかならずしもひとつの道筋ではなく、プレイする人によって手段が異なるというのが面白い点です。
目的地はあるけれどどのような道筋で、どのような方法で行ってもいいし、プレイヤーの数だけ異なる冒険ができる、類まれなる経験をしている実感があります。
試行錯誤するヨロコビ
料理編
今回のゼルダは自分で料理をすることができる、というのが序盤で分かっていました。というのも、木に登ってリンゴを取ったり、しゃがんでそうっと近寄って虫をとったりすると、アイテム欄の説明に「料理に使うと~」という文面があるからです。
▼しゃがんで虫を捕まえる図。当初は走って近づいて逃げられていました。
料理、いつになったらできるのだろうかと炊事場に憧れて冒険していましたが、いつまでたってもそのような建物どころか村も全然出現しない。
あるのはといえばゴブリンの集落ばかりで、そこでは肉が丸焼きにされているくらいですし、ずっと不思議に思っていました。
しかし、なんと始まってまもない地点から実は料理ができたのです。
ただのたき火にリンゴやキノコを放り込めば、火が付き、焼けます。それは立派な料理になり、回復量も増えます。
そのうち鍋がある場所も見つかり、火がついてなければたいまつで火をうつしたり火打石を使ったり。
▼しばらく夢中で料理。料理ポーチにも限りがあることを知りました。
▼レシピも手探り。微妙な料理もお手の物。
▼微妙な料理を思い切って食べてみる……
▼うまし!!!
魚とりの方法
川や池には魚やカエルがいることがありますが、水中を泳いで捕まえるのはなかなか大変です。逃げられたり、がんばりゲージがなくなったり。
一番おすすめなのはリンクが使える能力の「爆弾」です。
それを投げ込んで爆発させれば、魚はぷかーっと浮かびます。
爆弾のほかにも弓矢の練習を兼ねて矢で狙ってもいいし、魚のエサをあげると近寄ってくるそうです。エサに関してはまだ何なのかわからないのですが、「アイスメーカー」の能力で追い込み漁にするのも手かもしれません。
魚の取り方だけでも、いろいろな方法があるので本当に面白いです。
野生馬を手なづける
ゼルダといえばリンクが乗馬しているイメージですが、今回の馬は野生に生息しているのを自分で手なづけて、馬宿に登録する仕組みとなっています。
この野生馬がなかなか見つからなくて、結局徒歩で長距離(「双子馬宿」まで)移動してしまいました。
▼やっと見つけた馬は青空のような模様でした
いろいろな模様があることに加えて面白いのが、馬に乗って馬宿に登録しに行くとステータスを教えてもらえる、ということです。
馬は何頭かまで預かってもらえるので、いろいろな馬に乗ってみてステータスを厳選するというやりこみ要素もあります。
▼リンゴを食べてゴキゲンさん
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予期せぬゲームオーバー
オープンワールドであまりにも自由度が高いと、わりとすぐにゲームオーバーになってしまうこともわかりました。
敵が思いのほか強かったり、崖から落ちたり、溺れたり、厳寒地方の川に落ちたり、自爆したり、理由はさまざまです。
セーブ自体はどこでもできて、しかもオートセーブも行われているのでペナルティはさほどありません。倒れる→GAME OVERのSEが流れる→セーブデータをロードするあいだの短い時間にほの悲しい気持ちになりますが、次は頑張ろう! といろいろな方法を試してみたり、なんども操作して戦いに勝ったりするのもまた醍醐味です。
おわりに
こんなゲーム体験はなかなかできないのではないか、とプレイしながら何度も思います。マップを見る限りではまだまだ序盤で、出会うべき人にもまだ全然出会っていないと思われます。素材集めをしたり、野生馬を追ったり、寄り道ばかりしているせいかもしれませんがすでにすごいボリュームを感じます。間違いなく名作です。
▼Switch版はこちら
▼WiiU版はこちら
お読みいただきありがとうございました!