ブログを開設するにあたって、100記事くらいまでは毎日更新しようと心がけてきました。ちょうど今は50記事を越えたあたりで、折り返し地点。
楽しく書いているつもりですが、最近しんどさも感じています。
ビジネスか、ポエムか。
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購読中のブログで、このような記事を目にしました。
ニャートさんによる、「ブロガーは大きく分けてビジネスブロガーかポエムブロガーかの二種類である」との御意見。
なるほど確かにそうかもしれません。
それで考えました。
わたしはどっちなんだろう。
このブログには広告を導入しています。
もし、ブログを書いてお金がいただけるとしたら、それほどうれしいことはありません。そういう意味ならわたしはビジネスブロガーということになります。
しかし、ビジネスと割り切れない自分がいることも確かです。
平たくいって、心にもないことは書きたくない。
かといって、誰にも負けないほどすきなものがあるわけでもない。
ときどきポエムを書きたくなりますが、そんなに書きたいポエムばかりあるわけじゃない。
どっちつかず。
ひとつの場所でビジネスとポエム活動を行うことが無理なのでしょうか。
ではそれぞれを分離させればいいかというと、それはもうやってみたことがあって、結果どちらもほとんど誰にも読まれないまま更新する気がどんどん失せた結果、消滅してしまいました。
誰にも読まれないポエムなんて、わざわざブログにする必要ないですよね。それこそ手帳か日記帳にでも書いてればいいんです。むしろ誰にも見せない前提ならば、より鋭いポエムが生まれる可能性のほうが高いくらいではないかと思います。
なので、どっちつかずのわたしはエンタメ寄りの記事のなかに、たまにポエム記事を混ぜこむことでなんとか心のバランスを取っているのです。
……が。
やはり「どれだけ見られているか」ということがどうしても気になってしまいます。
周りの人と比べて落ち込んだり。
リアルタイム訪問数が0の画面を見続けたり。
気にしたらいけないと思いながらも、ダメなところばかりに目がいってしまうのです。
ブログと同時にはじめたTwitterでは、ブロガーの方を中心にフォローさせていただいてます。フォローしているほとんどの人がブロガーです。やはり独特の世界だと感じます。
タイムラインを覗いてみれば「リアルタイム訪問数100人越えたー!」とか「新しく立ち上げてるブログがリアルタイム0人! こんなの久しぶりに見た!」とか、ソレニクラベテワタシトキタラ……とイジイジ妖怪を瞬時にして多数召喚してしまうほど華やかでまぶしい世界が広がっています。
召喚されすぎたイジイジ妖怪たちは
「あなたなんかブログやってる意味ないんじゃない?」
「あなたのブログなんてあってもなくても世の中になんの影響も及ぼさないよ?」
「咳をしてもひとり」
とわめきたてながらわたしを取り囲み、思考を固まらせます。
わたし、なんのために毎日ブログ書いてるんだっけ。
自分で楽しみたいだけなら、ブログじゃなくてもいいじゃない。
いや、ちがう。
「すきなことをしている自分を認められたい」
それ。
承認欲求、というやつ。
結局それ。
そのためにわたしはブログをやっている。
コミュニケーションが苦手なくせに、飾らない自分を受け入れてもらいたい。そんな交流をリアルでは持てないから、ネットで満たそうとしているのかもしれない。
日が射さなくて影になっている心の暗い部分をよくよく見てみたら、影のような真っ黒な物体がそこに在ったのです。
承認欲求のオバケ
承認欲求が膨れ上がったオバケ。
なぜここまでそれが大きくなってしまったかの一因は想像がつく。
それは自己肯定感が低いせい。他人に認められなくても、まず自分が自分を肯定していれば不幸は感じない。周りの評価に重きをおいてきたにもかかわらず、とくに物事に打ち込むことができない自分をわたしは肯定できなかった。その結果なのだと思う。
これを飼い慣らすのは、イジイジ妖怪よりも大変そう。
イジイジ妖怪たちは甘いお菓子をあげればすぐ静かになるけど、このオバケは言葉が通じるのかどうかもわからない。
多分だけど、わたしのなかに棲みついているその承認欲求のオバケは、甘いものばかり与えていたらもっと醜いものにかたちを変えてしまう。
本当に書きたいことを書いて、だれかのところにまで風が届いて、そのだれかが笑ったり悩んだりするのが見えたときに始めて、オバケの満足度が上がる。そんな気がする。
オバケとどう向き合うか
これを飼いならして共存していくためには、ポエムの精度を上げていくしかないと感じています。
どんなテーマでどんな記事を書いても、ポエムを積極的に紛れ込ませていく。それは「個性」と呼ばれるものかもしれません。
ブログ語りといえば以前こんな記事も書きました。
思えばこれはポエムブログだと認識していたら突然ビジネス色が出てきて戸惑ったパターンだったのでしょう。しかし、自分もまたビジネスとポエムが入り混じったブロガーであると気づいてしまった今となっては、「そういうこともあるさ!」と肯定感も抱き始めています。
おわりに
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このように悩みながら書いているどっちつかずのブログですが、見てくださる方一人一人への感謝を忘れずに、ゆるゆると続けていきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。