キッチンでの作業中、とてもアホな理由で指先を怪我してしまいました。
そのときにかなり役立った止血の方法です。
「挙手ふるふる」止血法
傷口をガーゼかティッシュで強く押さえて、心臓より上を意識して手を高くあげます。
指先を揃えて伸ばし、高くあげたまま小刻みに震わせます。
血が出続けるときにはガーゼを替えず、追加のガーゼを外側から当てます。
そのまま、血が止まるまでしばらく振り続けます。
わたしは途中でしんどくなってきて、仰向けに寝転んでふるふるしました。
出血が止んだら消毒(埃の除去等)をして、傷口を合わせて絆創膏などを貼ります。わたしは消毒したあと一応ワセリンを塗って、保護しました。
今日は土曜日だったこともあり、病院へはまだ行っていません。週明けに様子を見て行こうか決めようと思います。
▼あってよかったワセリン……
挙手ふるふるの意義
今回実行したのは、怪我してパニックになりながらも検索したら一番上に出てきた方法でした。
▼ページの下の方にある実演動画がとてもわかりやすいです。
10倍早く治す 「指の切り傷」止血法 治療法 教えます | 森の宮東鳳院 院長加藤大明のブログ
挙手して振動させることにより、血流がどうにかなって出血が速く治まり、傷口の化膿や悪化も防げるそうです。
今回、この方法のおかげで確かに止血が速かったです。なんとなくですがふるふるすることにより痛みもすこし和らぎました。
結果的に挙手ふるふる、ものすごく助けられました。
怪我の詳細(※ちょっと痛い話)
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アホすぎて恥ずかしいですが、怪我の原因を書いておきます。
生チョコをつくろうとして、とある老舗製菓メーカーの板チョコを刻んでいたんです。最初は包丁を使っていました。でも硬いし時間がかかるしすごーく大変で。
そこで魔が差しました。
スライサーを使えばもっと簡単にできるんじゃないかな? って…。
板状の中ほどに両切りの刃が付いていて、片手で持つスライサー。普段は野菜の薄切りなどに使っているものです。
早速、スライサーでチョコを削ってみることにしました。
……驚くほど好調。
みるみるうちに細かく削れていく板チョコ。
一寸先には闇が広がっていることにも気づかずに、鼻歌まじりでどんどんチョコを動かしてスライサーで削りました。
ここでちょっと、板チョコの形状を思い浮かべてみてください。
ブロック状になっていますね。ブロックではないところは、薄くなっていますね。結果、ブロックごとに分割しやすくなっていますね。
そんな形状の板チョコを縦に持ち、前後させながら下方向に圧力をかけた場合……。
たやすく割れますよね。チョコレートが薄くなっている部分で。
……はい。ご想像ありがとうございました。
そんなこんなで、中指の爪先あたりを怪我してしまいました。
なにが起きたのかすぐにはわかりませんでした。
久しぶりに怪我をして気づいたんですけど、まずショックを受け、それから頭が真っ白になるんですね。
パニックと、後悔。物理的な痛み。
すぐに座り込んだので気はどうにか保ちましたが、大げさでなくもうちょっとで失神するところでした。
絆創膏はどれがいいか
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怪我をした直後は、家に絆創膏がなかったので、傷口にワセリン、そこへ小さく切ったサランラップ、その上からガーゼとメディカルテープで応急手当をしました。
それからドラッグストアで絆創膏を買いました。
あらためて買いに行ってみると、実にいろんな絆創膏があるんですよね。傷口を治しやすくするものとか、防水とか。
迷ってしまったときには薬剤師さんに相談。
今回は指先ということもあり、傷口を治すタイプのものではぴったりと貼れる形状の絆創膏はないとのこと。
それを参考に、今回は傷口をしっかりと保護できる、指先用の絆創膏にしました。
T字の形をしています。
ちょうど爪先を覆うようにパッドが付いているのでいい感じです。
挙手ふるふるのおかげか、今のところ再出血の様子もないです。
ジンジンとした痛みはあります。ほんと、反省……。チョコは面倒くさがらずに真面目に刻もう。それか、いっそのこと最初から生チョコ買って食べよう?
▼指先にぴったり……
おわりに
指先だけですが、利き手が使えないのって不便ですね。
そして怪我をした直後のショック。
自分のアホな所業のせいとはいえ、あんなにショックを受けたこと自体がショックというか。
でもおかげで「こういう局面で怪我をした人にどのように接するのがベターなのか」を実感できたような気がします。
騒がず、慌てず、アホな行いを責めず、淡々と適切な処置を行う。
自分が怪我をしたらそのように周りの人には接してほしいなぁ…と痛感したので、覚えておきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。