日めくりインドア女子

ゲームや漫画、ドラマやコンビニスイーツなどに関するインドア女子の記録

寝具をウールに変えた私「今までの毛布はなんだったのか」

f:id:awawako:20200104144134p:plain

新春といえば初売りですね。

今年はいっちょ毛布を替えてみようと思い、寝具店に出向きました。

毛布を替えたかった理由

今のわたしの状況はこうです。

f:id:awawako:20200104121927p:plain

ベッドにパッドとシーツを敷いて、

身体のうえに毛布、そのうえに羽毛布団。

でね、最近とっても寒いんですよ。

毛布の素材はアクリル。

寝入る時には温かいのですが、朝起きるとすごい寒い。なんなら夜中に寝汗で冷えることも。

毛布もだいぶ古くて、昔ほどフカフカじゃなくなったし、買い替えようかな~と思っていました。素材については特に気にしてなくて、同じアクリルかポリエステルでもいいかなと考えていたんですよね。寝具専門店に行くまでは。

ウールと化学繊維の違いを体感させられる

寝具店で毛布コーナーを見てみると、アクリルやウール、綿、カシミヤ、シルクなどいろいろな素材のものが置いてありました。

値段の違いはもちろんですが、触ってみてもそれぞれに違いがあります。しかし、本当に温かい毛布はどれなのだろう。迷ったので、店員さんに聞いてみることにしました。

「今はアクリル毛布を使っていて、その上に羽毛布団をかけているが寒い」と伝えると、ポリエステルとウールの違いを分かりやすく説明してもらえました。

店員さんによると、ウールは湿気を吸って温かさに変える特徴があるのだそう。

対して、ポリエステルなどの化学繊維は水分を吸収しないので、汗がつくと逆にどんどん冷えてしまうそうです。

店員さんが目の前で実演してくれたのが、ウールのかたまりとポリエステルのかたまりに霧吹きで水をかけて、それぞれに温度計を差して計測するというもの。

見ている10秒くらいのあいだに、ポリエステルのほうはどんどん温度が下がっていくのに対し、ウールのほうは逆にどんどん温度が上がっていくではないですか。

ウールは自然の動物の毛だから、実際に過酷な状況で生息するヒツジさんの身体を守るようにつくられているんですね。 

目の当たりにした温度の差に衝撃を受けたので、ウールの毛布を見せてもらうことにしました。

 

ウールの手触りもいろいろ

ウールの毛布といっても、こちらもまた羊の種類や織りの技術などによってさまざま。

なんとなく、ウールのセーターというと温かいけれどゴワゴワというか、肌に触れるとチクチクするのを連想しませんか? 私もそんなイメージがあったので、肌掛け毛布としてウールという選択肢はこれまでなかったんですよね。

でも実際に見せてもらって、触ってみると、かなりなめらかなものや薄手のもの、毛足が短いものから長いものまで本当にいろいろあるんですね。寝具専門店なめてた。

お値段は、ウール100%で一万円から三万円台くらいまで。

目的としては羽毛布団のインナー毛布として使うので、薄手で軽いものを選びました。さんざん触らせてもらって相談もできたのでラッキーでした。

▼これと同じものです

 

実際に使ってみた感想

購入して、実際に使ってみた感想ですが…

今までの眠りはなんだったんだ

って感じでした。今までの毛布とは…? はてそんなのあったっけ? 

まず、とても温かい。言わずもがなです。砂糖は甘い、と同じくらい当然な感想ですみません。とにかく温かいです。

だけど温かい毛布というと心配なのが「暑くなりすぎないか?」ということ。

眠っているあいだに暑くなってきて汗をかいて、それが冷えたり、逆に自ら布団をはいでしまったり。そういうことは、ウール毛布ではぜんぜん起こりません

実感したのは、朝起きるまでちょうどいい温かさが続くことです。

流石、過酷な状況で羊さんをまもっている毛だけあります。寒いときにはあたため、熱くなりすぎないようにする。ちなみに店員さんによると夏も使えるのだとか。湿気を吸ってちょうどよい体温にしてくれるらしいです。それは夏になってみないとわからないですが、夏に使うのが楽しみです。