日めくりインドア女子

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アニメ界きっての伊達男、薬売りさんのおふだ芸まとめ【モノノ怪 MoNoNoKe】

 Amazonプライムでなにかアニメを見たいな~と徘徊していて、

見つけたのが「 モノノ怪」

2007年にノイタミナ枠で放送された、和風テイストのアニメです。

全部で12話あります。

薬売りさんに一目惚れ

#1 座敷童子 前編

まず驚くのが、全編に渡って繰り広げられる日本絵巻のような世界観。

和紙のようにくしゃっとした質感のテクスチャに、鮮やかな色彩で描かれた美麗なアニメーションにため息がでます。

そして、声を大にして言いたい。

薬売りさんが格好いい。

薬売りさんは、もののけが現れる場所に訪れる、もののけを斬るもの。

髪の毛は白橡色で長く垂れていて、耳はエルフのように大きく上にとがっている。

顔面には赤い化粧(模様?)があり、爪は長くて紫色。

服装は女物の着物と帯をしめ、袴を履き、足は高下駄。そして紫色のバンダナ。

実に不思議な恰好なんですが、口を開けば声優は櫻井孝宏さん。

こういうの弱いんですよ。

ミステリアスで無表情ながら動きがめちゃくちゃ速くてめっぽう強いキャラに。

怪 ~ayakashi~ 化猫 モノノ怪前日譚 (ゼノンコミックス)

不思議なテイストとブラックなお話に惹かれて最後まで見ましたが、大半は

「薬売りさんの動くところがもっと見たい!」

と思いながら視聴していました。

というわけで、どのエピソードで薬売りさんがどのくらい活躍するかに注目しながらさらっと全話をご紹介。物語の核心に関わるネタバレはなしでいきますね。

#1~2「座敷童子」

薬売りさん、登場してからしばらくのあいだは、ほとんど動かないし喋りません。しかしながら、宿の女将が一目見てぽうっと頬を染める描写で「ただならぬ色気をまとっている男性」なのかなと思わせます。

1話(座敷童子 前編)の20分頃、おふだを手品師のようにたくさん出してピシャーッと壁に貼っていく「おふだ芸」が見れます。このめっちゃ速い動きにやられました。普段は物静かなのに、戦闘モードのときには動きが光速なのやばくないですか。ギャップが素敵です。

ちなみに退魔の剣を抜いたあとで金色になる「ハイパー」モードの薬売りさんは、この「座敷童子」においては一瞬しか見られません。斬ったあとの一瞬しか映らないので、一体薬売りさんがどうやって斬ったのかしらん、と疑問と余韻を残しながら次のエピソードに入る感じですね。

#3~5「海坊主」

#3 海坊主 序ノ幕

登場人物が多いながらも、要所要所で薬売りさんの見せ場があります。

おふだ芸は5話の4:30で披露。

加世ちゃん(モノノ怪の前日譚「怪 〜ayakashi〜」化猫騒動で薬売りさんと顔なじみ)が突然のおふだ芸に「ひゃー!いつも突然なんだからー!」と驚いてくれるので爽快感がマシマシです。

また、同じく5話で退魔の剣を抜いて金色のハイパーモードとなった薬売りさんを堪能することもできます。普段物静かなのにこんなに力強く「承知!」と叫んで一撃で倒しちゃうのやばくないですか。格好良すぎじゃないですか。薬売りさんの来歴とか、ハイパーモードって何とか全く語られないからミステリアスさも満点です。

#6~7「のっぺらぼう」

#7 のっぺらぼう 後編

 登場人物が少ないのでのっけから薬売りさんがたくさんしゃべります!それだけで早くも満足。

6話20:00あたりでは、鞘付きの退魔の剣で仮面の男と斬りあう場面も。肩で息をするレアな薬売りさんおふだ芸はこの時にお蝶の手からひとつ出しますが、自分の手からバババーっと出すタイプのあれではなかったです。お蝶の手に積み木のようなものがコロ、コロ、と転がってきて、なんだなんだと思っていたらペラッとひらいて「おふだだったー」とこちらがニヤリとするような感じ。ちょっとしたサプライズでマンネリを許さない薬売りさん男前ェ…。

そしてこの「のっぺらぼう」では、仮面の男の声を緑川光さんが担当しているんですよ。ええ声~。緑川さんといえば無表情でめっぽう強い男の代表格でもあるスラムダンクの流川も演じてらっしゃいましたよね。その緑川さんが演じる仮面の男と薬売りさんがタイマンですよ。ええ声対決すぎて理解が追いつきませんでした。

さらに後編の7話2:30あたりで、たくさん出すタイプのおふだ芸です。マジシャンが帽子から無限にトランプ出すみたいに、手のひらから無数のおふだを出現させ、おふだ同士をつなげて長くしたものを仮面に巻き付けていますね。最初に出てきたのが前編のような丸まったおふだ一枚だったので油断してたらペラペラペラァッとたくさん出すんですよ。薬売りさんの飽きさせない戦法、素晴らしすぎてため息が出ます。

そしてこのあたりから怒涛のおふだ芸。たくさん出したおふだを自分の周囲にくるくると回らせたり、それをぴしっと左右に整列させたり、敷き詰めて壁をつくってみたり。たたみかけるように華麗なおふだ芸がさく裂。これにはおふだ民も大満足としか言いようがありませんね。

物語終盤のハイパーモードは、なんとお蝶さんと会話します。言葉話せるんかー!という驚き。口調はかなり気位が(というかそもそも神様的なもの?)高い感じです。薬売りさんのときは基本敬語を使っているのに対し、ハイパーモードは「〇〇〇などと思っているのか」と、かなり怖い感じ。尊いというか、もう畏怖。ハイパーな薬売りさん、畏怖。

 

#8~9「鵺」

#8 鵺 前編

「鵺(ぬえ)」は始まってから4分くらいまで薬売りさんは登場しませんが、シリーズのなかで一番好きなエピソードです。これまでの色彩豊かな世界とは打って変わって、雪で閉ざされた水墨画のような白と黒の世界。そこに浮かび上がる薬売りさんの雅な着物。

前編はおふだ芸は発動しませんが、違和感がふくらんでいく描写、推理する薬売りさんの様子が楽しめます。

後編では「うっかり、うっかり」と全然うっかりしていない眼光鋭い表情でとぼける薬売りさん。この表情、ヤンキーがカツアゲするときみたいな恐ろしい表情なのが畏怖ですね。

終盤まで、おふだ芸は全然見られません。しかし、ハイパーモードになったときに一気に解き放つ…!ハイパーでもおふだ芸が使えるんですな。しかも金色。金色の大剣でモノノ怪を斬るときの「ハッ!」やら「ヘヤッ!」やらの掛け声も聴けて最高です。

全部見る時間がない人は「鵺」前後編だけでもぜひ見てほしいです。

 

#10~12「化猫」

#12 化猫 大詰め

最後のエピソードは「化猫」です。ここまで視聴してきて、薬売りさんかっこいー♡もっとみたい♡となっているところですが、薬売りさんの活躍はほとんど見られず。会話はそこそこあります。ただ関係者が多く、怪奇現象が起こるたびにその人たちが恐怖におびえる様子が長々と映されるのが「見たいのそれじゃないんですけど」とおふだ民として不満がたまっていきます。

おふだ芸は終盤のハイパーモードのときのみ。金色のおふだが敷き詰められるのは「鵺」で見たしなぁ…とちょっと物足りないです。

見どころは退魔の剣を抜くところですかね。横風にびゅうびゅう吹かれながら隠れた顔で「鎮まれ!モノノ怪よ…」からの髪の毛のあいだからぶわっとお顔が見えて「解き…放つ!」ですよ。ここまで見てきてよかった…と解き放たれる瞬間です。おふだ民としては物足りなさもある「化猫」ですが、ハイパーシーンがとてつもなくかっこいい。

 

「モノノ怪」はこんな人におすすめのアニメ

薬売りさんみたいなキャラが好きな人は絶対好きだとして、それはどんなキャラかと言いますと

  • 無表情
  • あんまりしゃべらない
  • 有事の際にめっちゃ速く動く
  • あやしげな技を繰り出して戦う
  • とにかくめっちゃ強い

と、ミステリアスでめちゃくちゃ強い系のキャラですね。同じようなミステリアス強キャラが活躍する「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」が好きな人におすすめ。

また、和風ホラーテイストということで「鬼滅の刃」「どろろ」が好きな人にもおすすめですよ。

モノノ怪 化猫 上 (ゼノンコミックス)