前回はメルカリで出品からお買い上げいただくまでを書きました。
▼そのときの記事はこちらです。興味ある、とコメントもいくつかいただきありがとうございます。
www.indoor-joshi.com
今回はその続きです。商品を実際に発送した体験談となります。
- 「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」
- 「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」両方を使ってみた感想
- 「らくらく」か「ゆうゆう」か。選ぶ基準
- おわりに
- 【2017.6.23追記】メルカリWeb版における個人情報流出が発生
「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」
らくらくメルカリ便とは
メルカリではクロネコヤマトと提携している「らくらくメルカリ便」というサービスが2015年から提供されています。
▼公式サイトによる「らくらくメルカリ便」概要ページ
https://www.mercari.com/jp/rakuraku-mercari/
らくらくメルカリ便の最大の特徴はやはり匿名配送に対応していることです。
メルカリのアプリやサイトに自分の住所を登録しておけば、伝票に自分の情報を手書きする必要がありません。また、相手の個人情報も見えないつくりになっているので双方ともに安心して取引ができます。
らくらくメルカリ便の料金表はこのようになっています。
(https://www.mercari.com/jp/rakuraku-mercari/より。2017年6月22日現在)
発送に使う伝票は以下の端末から印刷できます。
- クロネコヤマト営業所:ネコピット
- ファミリーマート:Famiポート
- サークルKサンクス:Kステーション
伝票を持って、それぞれのカウンターで荷物と一緒に受付をしてもらい発送する仕組みです。
新登場のゆうゆうメルカリ便
「ゆうゆうメルカリ便」は日本郵便とメルカリが提携して6月20日から新しく始まった発送サービスです。
ゆうゆうメルカリ便も同じく匿名配送に対応していて、先にご紹介したらくらくよりも最小サイズの価格が少し安いです。
(https://www.mercari.com/jp/yuyu-mercari/より。2017年6月22日現在)
最小サイズでは20円の差ですが、出品発送するものが多ければ多いほどその差も大きくなりますね。
また、ゆうゆうメルカリ便では購入者が受け取る場所を郵便局やコンビニに設定することもできます。自宅にいる時間が少ない方などにとっては良さそうです。
ゆうゆうメルカリ便は以下の端末を使って送ることができます。
- 郵便局:ゆうプリタッチ
- ローソン:Loppi
ここで注意したいのが、郵便局で送る際には「ゆうプリタッチ」の設置を確認する必要があるところです。
▼ゆうプリタッチが設置されている郵便局一覧(PDF)はこちら(2017年6月20日現在)
http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2017/00_honsha/0619_01_02.pdf
また、発送するときにアプリ内で最寄り郵便局の検索もできます。
「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」両方を使ってみた感想
らくらくメルカリ便・クロネコヤマト営業所編
近所にクロネコヤマトの営業所があったので、初めての発送には「らくらくメルカリ便」を使ってみることにしました。
お買い上げいただいた商品を梱包し、メルカリでサイズを選ぶ発送の手続きをしてQRコードを作成します。
商品はWiiU用ゲームソフトでしたので、OPP袋に入れてプチプチに包み、B5サイズの封筒に入れました。厚さも2.5cm以内で、最小サイズのネコポスに収まりました。
クロネコヤマト営業所にある「ネコピット」というタブレット型の端末で送り状を作成します。
(https://guide.mercariapp.com/jp/shipping/rakuraku.htmlより)
右下の「提携フリマサイト、提携企業サイト」を押すと、送り状の発行に移ります。背面のカメラにスマホをかざしてQRコードを読み込ませるか、受付番号を手入力。
送り状の内容を確認して「印刷」を押すと伝票が出力されます。
今回利用した営業所ではどこから印刷物が出てくるかわからず、待っていたらカウンターの向こう側で出力された伝票を受付の方が持ってきてくれました。
そのまま受付の方がスケールで荷物のサイズを計って再確認し、控えを切りとって伝票を貼ります。
「らくらくメルカリ便」を利用した感想としては、2年以上前から提携されているサービスだけあって、係の人が手慣れている印象でした。「メルカリです」と言えばネコピットの操作方法も教えてくれますし、とてもスムーズでした。ちなみに料金をその場で支払う必要はありません。メルカリ内の売り上げ金額から差し引かれます。
ゆうゆうメルカリ便・ローソン編
ありがたいことにもう一つ商品が売れたので、今度は新しく始まったサービスの「ゆうゆうメルカリ便」を利用してみることにしました。
メルカリから行う手順はらくらくとさほど変わりませんでした。自宅からはローソンもネコピットのある郵便局もちょっと遠いですが、今回はローソンから発送しました。
ローソンではLoppi端末を操作して手続きをします。
▼ロッピーのトップ画面より「Loppi専用コードをお持ちの方」を押します
(https://guide.mercariapp.com/jp/shipping/yuyu/sell.htmlより)
▼作成したQRをかざします
(https://guide.mercariapp.com/jp/shipping/yuyu/sell.htmlより)
画面を確認して「発行する」を選択。すると端末よりレシートが印刷されます。
そのレシートと荷物をレジカウンターへ持っていき受付をします。
レジではマニュアルを見ながら店員さんが応対してくれました。まだ始まったばかりのサービスのためか店員さん同士で相談しながら慎重に手順が進められました。
サイズを確認し、レシートや控えをもらって終了となりましたが、 気になったのは伝票を貼らないまま荷物を預けて終わりだったことです。
今回は1つだけの発送でしたが、複数発送したり、同じゆうゆうメルカリ便を利用する他の方の荷物と一緒になったら、分からなくなってしまうのでは…とちょっと疑問でした。なお、ここでも料金はその場で支払う必要はありません。
「らくらく」か「ゆうゆう」か。選ぶ基準
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新しく「ゆうゆうメルカリ便」がはじまると知ったときには、料金が安いのが何よりと一瞬思いましたが、実際に発送してみると考えが変わりました。
家から一番近い場所がいい。
今のところこれに尽きます。ご購入いただいたものはいち早く発送したいので、近いところが一番いいです。現在のわたしの場合は「ゆうゆう」よりも「らくらくメルカリ便」のほうが発送できる場所が近いので。環境の問題ですね。
また、「ゆうゆうメルカリ便」はまだ本当に始まったばかりのサービス。そのため、手順が確立されていない部分が多いかなと感じました。それについては、これからもっと利用者が増えるでしょうし、そのうち安心してスムーズに送れるようになるかと思います。
おわりに
メルカリで出品したものを発送する手段は、ほかにもたくさんあります。普通郵便・定形外郵便等はもちろん、クリックポストやレターパックプラスなど。
一見複雑でわたしも初めは戸惑いましたが、同じ商品を他の方が出品した際にどのような方法で発送しているかを参考にするとイメージがわきやすかったです。
送料と手数料10%を差し引いた利益が意外に少なくてびっくりすることもありますが、メルカリやっぱり面白いです。何より、匿名配送かつ手書きの必要がない「らくらく」で「ゆうゆう」なメルカリ便はとても便利ですね。
【2017.6.23追記】メルカリWeb版における個人情報流出が発生
この記事を書いている間に、メルカリのWebサイトで個人情報が流出する事件があったようです。
メルカリは匿名発送が一番のメリットに感じていたので、とても残念です。
今回個人情報が流出してしまったユーザーには個別にお知らせ(メール?)がいっているようですね。わたしは主にアプリから利用していたためか、お知らせは来ていませんでした。
匿名発送といえども、登録のときに預ける個人情報についてもっと自衛していかないといけないのかもしれませんね…。