日めくりインドア女子

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悲劇と光の対比:「星降る夜に」の魅力

ただ平和なだけの物語は難しいのだろうか

2023年1月期のドラマ「星降る夜に」

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4話くらいまで心ときめかせながら見ていたのですが、重い部分に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。

わたしは、鈴と一星が恋人どうしになってイチャイチャするところだけ見ていたいんですよ。
それだけでいい。

暴力で乗り込んでくるムロツヨシとか、ちょっぴり怖いディーンフジオカとかは見たくないんです。今は。
尾崎豊の「I LOVE YOU」でもありますよね。
「今だけは悲しい歌ききたくないよ」って。
本当そんな感じで。

これと同じような気持ちになって見るの途中でやめちゃったドラマ他にもあったんですよね。
「大恋愛」です。

戸田恵梨香さん演じるヒロインが若年性アルツハイマーになってしまいながらも、ムロツヨシ演じる小説家と恋に落ちるドラマ。

それも「星降る夜に」と同じ脚本家・大石静さんの作品でした。

男女がすごく恋愛で盛り上がるのですが、運命によって二人に試練が降りかかる……といった流れは共通で、ヘビーな展開が続くと視聴をやめてしまうんですよね。

脚本家の意志なのか、プロデューサーの意図なのかは分からないですよ。
作品を途中までしか見ていない浅い見解ですが、基本的に「人生山あり谷あり」みたいなスタンスなのかなと思います。

恋愛部分が盛り上がれば盛り上がるほど、ほかの部分、病気とか別れも同じくらいの力量で書き上げてしまわれるのかと。

私もね、見るのやめたんだからうだうだ言わなきゃいいだけの話です。
ただ、良い部分が本当に幸せなんですよ。「星降る夜に」も「大恋愛」も。
影のところが濃いぶん、光も強く見えるのだとしても、抜群に良いのです。
そのままあたたかい光にだけ照らされていたい、と強く願ってしまうのですよ。

悲劇がなければ平坦でつまらないドラマになってしまうものなのでしょうか。

 

星が輝くのは夜空だからこそ。


私たちは普段、昼間の星の光に気付くことはない。そういうことなのでしょうか。