日めくりインドア女子

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ゴミじゃない靴下が放つ存在感。「カルテット」第4話ネタバレ感想

火曜ドラマ「カルテット」第4話が放送されましたね。

第4話放送日に合わせて、主役の4人が歌うエンディングテーマ「おとなの掟」も配信開始されました。

おとなの掟

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  • J-Pop
  • ¥250

かっこいい…。

以下、ネタバレを含む感想を書いていきます。

▼前回(第3話)のネタバレ感想

 

家森のひみつ

  • 家森には別れた妻と息子がいる
  • 元妻が現在付き合っている男が大きな会社の御曹司で、二人を別れさせるために社長に雇われた部下(Mummy-D)たちに追われている
  • 今まで居場所を黙っていたのは息子の安全のため
  • 別れ際に息子にあげたバイオリンが元妻から送り返されてきた→消印から住所がわかる

第4話は家森の状況について詳しく描かれた、高橋一生さんを堪能できる話でした。

理由を聞いてみると、なんだそんなことだったのかぁーくらいのライトなものでしたね。映画とかだともっとこう大金や人命が絡んで追う追われることが多い気がするので、底知れずおそろしく見えたMummy-Dさん達も今回はお茶目に見えました。

 

家森と息子

  • すずめと一緒に息子・光太の小学校付近で待ち伏せをする家森
  • 久しぶりに会った光太の成長ぶりに静かに驚く家森
  • 元妻・茶馬子から逃げて光太を軽井沢の別荘まで連れて帰る家森
  • アジフライには醤油かソースかでまためんどくさいことを言う家森

ずっと家森のターン! そして息子の光太演じる大江優成君がかわいい!

光太が水飲み場でお水を飲もうとしたときに、反射的に駆け寄ったもののあっさり届く身長になっていることに驚く家森のシーンが切なかったです。

家森が知っている頃の光太はもっと小さくて、大人が抱き上げないと水飲み場に届かないくらいだったんでしょうね。知らないあいだにそんなに大きくなっていたことにびっくりすると同時に、空白の時間を感じたのだと思います。

アジフライも、家森が一緒に暮らしていたころにはソース一択だったのにいつのまにか「おかあさんが醤油でもソースでもどっちでも食べられると、かっこいいって」とまた知らない部分をのぞかせる光太。そうよねー。もてるわよねー。と女性陣。確かにわざわざ別府君にウスターソースを取ってこさせる家森より光太のが人間としてかっこいいですよね。

 

家森と茶馬子

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  • 光太を取り戻しに軽井沢に来た茶馬子
  • 妻として結婚しなければよかったと思われることほど悲しいことはない 
  • 夫婦は子供をかすがいにしたら終わり
  • あなたはそのままでいいんじゃない?と最終的に言う茶馬子

家森が音楽の夢を追い続けるために定職につかず、捨ててしまった6000万円の当たりくじを悔やんだことに愛想を尽かした元妻。高橋メアリージュンがいい味出てました。

家森は久しぶりに会った光太がやっぱり可愛くて(「りこんっていつまで?なんがつまでりこん?」ときかれたりして)、子供のために音楽もやめて家庭のために真人間になろうとしますが、おそらく茶馬子のほうが家森がどんな人なのかをよくわかっているんですよね。

家森が光太との二重奏で見せる父親らしいあたたかい眼差しと、見送った後に涙を流すシーンが印象的でした。

 

山積みのゴミ問題 

  • 別府以外の誰もゴミを捨てようとしない
  • 巻のマンションからベランダのゴミ問題で苦情が来る
  • 巻が別府を連れてマンションへ向かう(ついでに別荘のゴミも車に積んで運ぶ)
  • 部屋に脱ぎ捨てられた「巻の夫さん」の靴下がそのまま床にある
  • 別府が靴下を捨てようと提案するも、巻は「ゴミじゃない」といって拒否

巻さんのイメージがどんどんわからなくなってきました。

家事の中で「ゴミを出せない」というのは致命的だと思うんです。料理しても掃除してもゴミって出るものだし。ベランダにためておく、なんて本当に巻さんがやったのかな。4話の最後でマンションのドアがガチャガチャした後で開けられてましたけど、部屋に自由に出入りできる他の人の仕業じゃないのかなと思ってしまいます。

あといくら別府君がゴミ出しが得意(?)だからといって、二人きりでマンションに行くのは「元ストーカー(別府)」と「元ストーキングされてた人(巻)」としてどうなんだろう。ストーカーされて気持ち悪いと思った人と二人きりになんてなるのかなー。案の定、別府に言い寄られてるし。巻さんやっぱり謎です。

夫が脱ぎ散らかしたままの靴下を「ゴミじゃない」と言い張るのは、常に夫の「存在感」を忘れないためなのかなと思いました。自分のよりも、他人が散らかしたものってなんだかすごく目につきませんか? しかもリビングの中央付近で。何をしてても目に入りますよね。それがどんな理由かはわかりませんが、黒い靴下が放つ異様な存在感をあえて受け入れているのだろうな、という感じがしました。

 

巻の夫と家森の接点

  • 家森が以前怪我をして入院したときに、隣のベッドに巻の夫がいた
  • 巻の夫はベランダで「妻に落とされた」と言っていた
  • 巻の弱みを知っている家森は、お金を借りるために巻に近づいた
  • 以上のことを家森がすずめに話す

巻が夫をベランダから落としたとなると、別府に言った「植木を動かそうとして落ちた」とは食い違いますね。大体、かなり注意しないといけないベランダの時点でそもそも怪しい。

家森が突然すずめにそれを話しはじめるのがまた謎でしたけども。もっと大きな「元妻と子供のこと」が解決したから、すっきりして話し始めたのか、家森にとっては巻以外には隠しておくような話でもないから何気なく明かしたのか、とにかく深刻な感じではまったくなかったです。

 

淀君」覚醒か

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  • スーパーにて巻鏡子にすずめが声をかけられる
  • 「わたしは巻(真紀)さんを信じます」ときっぱり言うすずめ
  • その話を聞いていた有朱がすずめを脅す

笑顔でお金をせびる有朱ちゃん、こわすぎました。そんなにお金に困ってるのか、それともすずめとの力関係をはっきりさせたかったのか……。

巻鏡子さんはあれですね、隠れる気がほとんどないですよね。一応真紀には見られないようにしてるみたいですが、かなりオープンな場所で徘徊してるのでこの人も行動が真紀並みに謎です。

 

おわりに

カルテットは次回の5話にて、第一章が終わりとなるらしいです。

かなり驚異的なペースでそれぞれの過去が清算されてきたので、次でどんな大展開が待っているのかとても楽しみですね。

▼第4話の見逃し配信はこちらから見れます。

 

お読みいただきありがとうございました。