「アシガール」森本梢子
2016年12月28日現在の最新刊は<8巻>です。
この記事では1巻の内容をご紹介していきます。
アシガールのあらすじ
恋愛にもおしゃれにも興味がない女子高生・速川唯は、弟の尊が開発したタイムマシンのスイッチをうっかり起動してしまったことによって戦国時代にタイムスリップしてしまう。
おりしも戦場のさなかに放り出されたものの、女子高生の制服とフォルムが似ていることを利用して足軽に紛れ込む唯。
周囲の者も色気がない唯のことを男子だと思い込み、流されるまま「唯之助」と名乗る。
しかし夕食前にタイムスリップしてきた唯は、空腹のあまり山に生えている毒キノコを食べようとしてしまう。
それを制したのは美青年。黒羽城主の嫡男・羽木九八郎忠清(はぎくはちろうただきよ)。その若君に一目惚れした唯は、なんとかしてもう一度若君にお近づきになろうと、出世を試みる。
唯のただひとつの長所は、足の速さ。
それを生かして戦国時代を爆速で駆け抜ける足軽女子高生が誕生した瞬間だった。
おすすめポイント
ヒロインの唯に親近感
(出典:アシガール1巻より)
食い気と足の速さだけが取り柄の唯は、髪も短く戦国時代では男の子と間違われてしまいます。
基本ぐうたらですが、一本気で純粋。
同性にも好かれるタイプのヒロインだと思います。
若君、かっこいい
(出典:アシガール1巻より)
若君がとにかくイケメン。眼福なほどイケメン。少女漫画の鉄板ですね。
お顔立ちがとても整っていますが、兵や民のことを深く思う器の大きい好青年であります。
出会いで見せる笑顔に唯が一瞬で「好き!!超好き!!」となってしまうほどです。
ラブコメ風味が効いている
戦国時代にタイムスリップ、というと物々しいかんじがしますが、唯が若君会いたさにひた走る、という単純明快なラブコメです。
しかも女子高生が男子として足軽になってしまう、というところに森本梢子らしさも感じますね。「ごくせん」や「デカワンコ」のような設定の面白さが効いています。
カジュアルなタイムスリップ
大きく時間を跳躍するタイムスリップではありますが、わりと制限がゆるいというか、ある程度の条件がそろえばわりと簡単に行き来できてしまうのもおもしろいです。
そもそも最初のタイムスリップが唯のうっかりな行動によるものでした。
そしてすでに1巻だけでも唯は数回、現代と戦国時代を行き来しています。
まとめ
まっすぐで単純な唯と、イケメン若君とのラブストーリーです。
笑いあり、ムズキュンありでかなりおもしろいです。
気になったかたはぜひチェックしてみてくださいね。
▼アシガール1巻はこちらからどうぞ
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