日めくりインドア女子

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【ミステリ小説】「ウォッチメイカー」ネタバレなし感想

今週のお題「読書の秋」にちなんで、一番最近読んだ本の感想です。

ミステリ小説ですので、ネタバレに関することはなしで書いていきますね。 

ジェフリー・ディーヴァー「ウォッチメイカー」

読んだのはジェフリー・ディーヴァー著「ウォッチメイカー」です。

この作者のものを読むのは初めてだったのですが、読んだきっかけが

▼こちらの記事

『スゴ本』中の人が選ぶ、あなたを夢中にして寝かせない「徹夜小説」5作品 - それどこ

で1番目に上がっていたからなんです。

 

読んでみた感想

実際に読んでみた感想なのですが、

「どうもこれはシリーズものっぽい?」という疑念がことあるごとに沸き上がってきてなかなか集中できませんでした。

というのも、「〇〇年前の事件が……」や「あのときの人物が……」などの描写が多く、主人公たちにまつわる人物紹介のエピソードなども最低限だし、チームの人間関係もすでにできあがってるという。

それでも最後まで読み進めてみると、解説のところにシリーズ7作目と書いてありました。

調べてみると、科学捜査官リンカーン・ライムシリーズだそうです。

1作目は「ボーン・コレクター」。映画化もされていましたね。わたしも以前に見たことがあるようなないような…。

ちなみにライムシリーズは今現在いちばん新しいものだと11作目となる「スキン・コレクター」で、日本では2015年に出版されています。

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「シリーズものだとは知らずに読んでしまった」という個人的な驚きは別として、小説自体はなかなか面白かったです。

『ウォッチメイカー』という署名を残しながらむごたらしい殺人を繰り返す犯人と、それを捜査するリンカーン・ライム率いるチームの両方、さらには次の対象として狙われている人物の視点からも物語が進められていきます。

読者は読み進めていくうえで、ある「パターン」に気付く仕組みになっています。それもすべてきれいに回収されるというとてもスッキリするような読書体験でした。 

 

おわりに

「ウォッチメイカー」は主人公であるリンカーン・ライムや、彼のまわりの人たちも人物描写が細かく、シリーズの他の作品も気になりました。

次は1作目の「ボーン・コレクター」から読んでみようと思います。

シリーズものは人間関係の変化も楽しめますね

最後まで怖いホラー小説の条件

怖いものに興味があるけど映像やお化け屋敷でビックリするのは苦手です。だけど怖いものが見たい、ドキドキしたい。なので時々、ホラー小説を読みます。

それでいくつか読んでいて思ったんですけど、最後まで怖いホラー小説ってなかなかなくないですか?

 

悪霊退散しはじめて怖くなくなる系

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物語として書かれている以上、進行するにつれて怖さを演出している怪奇現象の真相が明らかになっていきます。

怪奇現象が怖いと感じるのは、理由がわからないからです。例えば家のどこかから「ギーギー」という音が理由もわからず聞こえてくるのは怖いけど、そういえばこないだの地震で窓が歪んだのだった、と理由がわかっていれば怖さは消失します。

▼わからないから怖いけど……

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▼わかっちゃうとそうでもない

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ホラー小説の場合は怪奇現象の理由が恨みだったり怨念だったりして、対処のしようがないんじゃ……とも思いますが、ものすごい強い霊媒師が出てきたり、霊媒に関しては素人の主人公が知恵をつけて悪霊退散しちゃったりすることもよくあります。そうなると怖さとしてはほぼゼロですが、物語として終結するので爽快さはあります。 

▼この2冊は途中までものすごく怖かったです

 

最後まで怖いけど解決しない系

一方、怪奇現象の理由を探れば探るほど深い穴にはまって戻れなくなるようなものもあります。これらのものは最後まで怖さが持続しますが、結局理由もわからない、もしくは対処のしようもないままもやもやとして終わります。ある意味、現実味があるといえばそうかも。現実の怖い話ってたいていオチがなくて想像で終わりますよね。 

▼終わったあともじわじわ怖い3冊

 

結局いちばん怖いのは 

わざわざ怖いものを見たがったり、怖いものを作り出したりする、生きてる人間がいちばん怖い、というか闇深いってことですかね。 

▼電話のシーン、めちゃコワ! 

 

おあとがよろしいようで・・・

【どうしてますか?】読書で未知の単語に遭遇したとき

ここ最近はまっている、ミステリ小説。
www.indoor-joshi.com

 ↑の特捜部Qシリーズを読み終えたらすっかり北欧ミステリにはまってしまって、スウェーデンのエーランド島シリーズを読み始めました。

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デンマーク発の犯罪捜査ミステリー小説「特捜部Q 檻の中の女」ネタバレなし感想【妄想絵】

こんにちは、今日もインドアのあわわこです。

ずっと気になっていたデンマーク発の小説「特捜部Q」シリーズの1作目「特捜部Q―檻の中の女―」を読みました。

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ネタバレなしの、妄想絵とともに感想を書いていきます。

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「精霊の守り人」ファンがドラマ新シリーズの前に全力で原作を紹介するよ

大河ファンタジードラマ「精霊の守り人」の新シリーズが1月から放送開始となりますね。

シーズン2のサブタイトルは「悲しき破壊神」だそうです。

ドラマの原作になった小説の「守り人シリーズ」が大大大好きなので、原作やドラマについて書いてみたいと思います。

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